目次
- ○ 保険無料相談とは
- ・保険営業と巡り合う時
- ・保険ですべては解決できるのか
- ・保険は何に使えばよいの???
- ・保険の話を聞く際はこんなところに注意して!!
- ○ まとめ
- ・保険屋さんに会う前に
- ・自分で調べることに自信が持てないときは
保険無料相談とは
FPに相談したいと思って、
問い合わせをしたのに、
結局はただの保険屋さんだったというのはよく聞く話です。
保険営業と巡り合う時
メールマガジンや家電屋さんで家電を買ったとき、
家族でお出かけして記念写真を撮影しようとしたとき。
よくもまぁ、こんなところまで!!
と思うようなところで「FP相談」という名の「保険営業」を受ける機会は事欠きません。
よくあるのは、「FP相談(という名の保険営業)を受けると割引を受けられますよ」というのですね。
保険ですべては解決できるのか
話が少しそれましたが、ここからが本題。
保険というのはそれこそ、よくもまぁこんなの考え着くよな
というようなカテゴリーや商品が存在します。
そして、それ故に保険はどんなことにも対応できるようにも見えたりもします。
少なくとも、保険屋さんはそう言います。
私も以前、保険の代理店に勤めていた時は
社長や、お局さん、その取り巻き(というか信者ですね)は
「無保険(保険に全く入っていない)なんてありえな~い」とか
「保険はなんでも解決できる万能の道具だ」
なんてことを恥ずかしげもなく、何の疑いもなくいっていましたね。
正直、思い出しただけでも寒気がしますね。
結論を言うと、
答えは”否”です。
正確には、ほかのもの(現金、外貨、預貯金、株、投資信託、金、不動産、美術品、社会保障制度、税制)などまで考慮に入れた場合に
「最適解にはなり得ないことが多い」というのが正しいとらえ方です。
それぞれのものとの比較は一つ一つが結構な情報量になるので
別の機会に譲るとして。
では保険は何に使うのが一番良いのかってことになりますよね。
保険は何に使えばよいの???
断っておくのが、
私は別に保険を全否定しているわけではありません。
保険は”少ない掛け金で大きな保障を確保する”という唯一無二の機能を有しています。
これはどんな金融商品も太刀打ちできません。
すべてのリスクを資産だけでカバーするのは中々の難治です。
試算が増えれば増えただけリスクも増えますしね。
ですから、
”保険は保障を格安で手に入れるための道具”
というのを念頭に保険に向き合うのがよいでしょう。
つまり
保険は「掛け捨て保険」を利用するのが合理的です。
「掛け捨て保険」と「積立保険」の使い分けやメリットデメリットについては
長くなるので、また別に機会を割くようにします。
楽しみにしていください。
保険の話を聞く際はこんなところに注意して!!
保険やさんの営業を受けるときに特に注意する必要があるのは
「積立保険です」
15年以上。長い時とかは30年もの積立期間を設定することもあります。
それだけの、期間かけて得られる利回りというのが
悲しすぎて涙も出てこないくらい低いのです。
物価上昇率の方がはるかに高いよ!!
ってくらいです。
保険屋さんは「保険は貯金もできるんです」とか
「保険で預けていれば、銀行預金よりも増えるんです」とかいうんですよね。
そもそも、貯金したいだけなら保険にしないで銀行預金でいいし。
増やしたかったら、保険なんて使わないで投資信託でも買っていればいいし。
最近では、変額保険といって運用状況に応じて保障の額や解約返戻金(解約時の払戻金)が変動する保険も増えてきました。
ただ、実態は投資ファンドで保障にコストが回っていたりするので利回りとしてもどうなの?
って感じです。
(そもそも、投資性を売りにする保険ってどうよって思いますが)
正直、自分で運用する人間からしては噴飯もので
考慮にも値しないレベルです。
「じゃあ、自分で運用したことない人はどうなんだ」
って声も聞こえてきそうなので。
この辺の話もまた別で機会を設けてお話ししますね。
まとめ
つらつら、書き連ねましたが。
保険は決して、万能の道具ではないというのが実情です。
保険は保障を確保する道具なので
「掛け捨て保険」を上手に利用しましょう。
保険屋さんに会う前に
ただ、ここでも注意が必要なのが
社会保障制度、家を持っている場合は団体信用生命保険などと、保障がまるかぶりしている場面も多いです。
この辺との兼ね合いで、重複しないように注意が必要です。
そして、何より大事なのが、
保険屋さんにいきなり会うのではなくて、
「ご自身に必要な保障は何か」
「その保障は社会保障制度などでカバーできないのか」を
先に整理してから保険屋さんに会いに行くのがよいです。
何も下調べをせずに保険屋さんの提案を一から十まで聞いていては
頭がパンクします。
自分で調べることに自信が持てないときは
社会保障制度やご自身の持っている資産が保険とどう被るか。
保障の領域がどういうものを考慮すればよいか。
どんなところにリスクがあるか。
普段、あまり考えるところではないので。
どこから、どう考えていいかわからないという方も多いと思います。
それ故に、いきなり保険屋さんに相談しに行っちゃうんですよね。
ただ、それが最善手ではないことは前にも記した通りです。
そういう時にうまく利用したほうがよいのが
「純血のファイナンシャルプランナー」ですね。
要は専業でファイナンシャルプランナーをやっている人です。
純血のファイナンシャルプランナーと一緒に資産の全体像を作り、
それを具体的に実行するための保険の方向性、必要な保障、その額、保険料を明確にしましょう。
それをもとに保険屋さんにそれに適う保険はどこの会社のものかを相談しに行くというのが
おススメです。
当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。