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【最新版】変額保険と積み立て保険の違いとは?その投資性についても解説



保険会社っていうのはよくもまぁ、
こんなもの思いつくよなっていう商品を考え出して、売り出しています。
そのなかでも、
今回は最近保険屋さんが頑張って売ろうとしている
変額保険について解きほぐしていきます。

目次

そもそも積立保険とは

生命保険にも色々とあって。
〇生命保険=人に保障をかけるもの
〇損害保険=モノの損害に補償する
と大きく分けることができます。

その、生命保険の中でも
俗に言う
”掛け捨て”と”積立”とに分けることができます。
(当然、”死亡保障”と”生前の保障”という分け方もあります)

掛け捨て保険はいつ解約しても払戻金がないもの。
積立保険は解約時に支払った保険料の一部が戻ってくるものです。

この、積立保険というのが保険屋さんが実は一番売りたい保険でもあります。
それはなぜか!!
それに関してはテーマがそれてしまうので、
また別で紙面を割きます。

積立保険の色々

積立保険は保険の対象者(被保険者)が亡くなったときに
遺族にお金(保険金)が渡されるというもので。
これを支払期間を定めて保険料を支払っていくものです。

終身保険は保険料支払い期間を迎える前に解約しても
それまでに支払った保険料の一部が返ってくるという仕組みになっています。
また、保険料払込期間を満了して数年経った後に解約した場合、
支払った保険料よりも少しだけ多くなってお金が返ってきます。
この仕組みをして、「積立保険」という言い方をされます。

保険の営業さんが「保険で貯蓄ができますよ」
って言うのはこれの事ですね。

そして、変額保険とは何か

変額保険は
保険の対象者(被保険者)が亡くなったときに受け取るお金(保険金)と
解約した際に受け取る払戻金(解約返戻金)が
運用状況に応じて変動するというものです。

そもそもなのですが、
保険会社は皆さんが支払った保険料をそのまま保障に回したりはしません。
まずは金融市場などで投資します。

そう!!
皆さんが支払っている保険料は保険会社にとっては投資資金なのです。
この辺のロジックは保険の営業マンの営業姿勢に大きな影響を与えているので
紙面を改めてガッツリお話ししますね。

保障が変動するってどうよ

そもそも、保険に投資性をもとめるのってどうなのよって
お話ですね。
死亡保障で受け取る保険金は
遺族のその後の生活の基盤になる大切なお金です。
そのため、保険金の設定はあらゆる状況を加味して
最新の注意を払いながら決定するものです。

それが、運用実績によって変動する。
保障が投資によって変動するって
おかしく感じますね(個人的な意見ですが)

正直、保険というものを保険会社自体が販売のためにもてあそんでいるように感じます。

仮に、運用がしたいのであれば、わざわざ保険の解約返戻金で運用する必要はないですね。
態々、保障に資金の一部が回される保険に回さなくても、
ご自身で確定拠出年金(iDeCo)なりNISAなどで投資信託を購入したので十分です。

投資と保障はそもそも趣旨が違うので。
それを一つの商品にまとめる意味って・・・・

まとめ

保険会社は販売のために、あの手この手で商品を作ってきます。
変額保険は保障と解約時の払戻金が変動するものです。
大切なご家族への保障はあまり変動要因が多くては困るものです。
保障は保障。
運用は運用。
目的が違うものはごっちゃにせずに、きちんと分けて管理、運用するのがよいですね。


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