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保険会社と加入者の駆引の産物!! 医療保険の祝金とは



一定期間、保険金の請求がなかった場合、保険会社からお祝い金がもらえるというお祝い金付き医療保険。
お祝金が貰えるからお得に見えるそうです。
果たして、このお祝い金付き医療保険は本当にお得なのか!!
今回はそこのところを解きほぐしていきます。

目次

祝金付き医療保険とは

先にも記したとおり、
祝金付き医療保険とは、
一定期間、保険金の請求がなかった場合に
保険会社から給付金が受け取れるというものです。

一般の医療保険というのは、
基本的には掛捨保険と言われるもので、
保険料は解約しても戻ってこないものがほとんどです。
(積立型医療保険もあるにはありますが、ほとんどお目にかかることがないほど少数です)

なぜ、こういった祝金付き医療保険というものが存在するのでしょうか。

なぜ、祝金付き医療保険が存在するのかー保険会社の狙いー

そもそも、世の中で市場に出回るものというのは意図があるものです。
保険に限った話ではないですね。

当然、保険会社がその商品を出すには意図があります。
保険会社が祝金付き医療保険を販売する理由。
それは
「保険の継続率(年数)をあげる」です。
裏を返せば、
「保険の解約率を下げる」とも言えますね。

もし、祝金のない医療保険の場合

例えば、お客さんが医療保険を見直そうとしたとします。
基本的に、医療保険を見直す場面では一定の確率でそれまで契約していた会社とは別の保険会社の商品に乗り換える可能性があります。
そうなると、それまでの保険会社としては、自社に入ってくる保険料が失われることを意味します。

もし他にいい医療保険や自分にあった医療保険が会った場合、
解約しても払戻金(解約返戻金)がなければ、加入者は迷わず保険を解約します。
それはそうです。
同じ保険料を払うのなら、自分に合わないものよりも合うものに保険料を払いたいですよね。
それに、新しく入る保険も若ければ若いほど保険料は安いのですから。

祝金が付いている医療保険の場合

もし、医療保険に祝金が付いていたらどうなるでしょう。
たとえば、加入者が医療保険を見直すとき
あと1年まてば、祝金を貰えるという状況ならどうでしょうか。

「あと1年まてば、お祝金が貰えるというのなら、解約するのを1年待とう」
という心理状態になります(保険会社はコレを狙っています)

祝金なしなら、すぐに解約されていたものも
祝金があることによって解約を思いとどまらせることができるというわけです。


そして、めでたく1年後に祝金を受け取ったら、
加入者も嬉しくなって
「この保険のままで良いかな」って思うようになるかもしれません。
こうなると、保険会社は大喜び。思うがままですね。

ここまで読んでいて、
「祝金もらったんだから自分に合う保険に切り替えればいいじゃん」って思うかもしれません。
しかし、だいたい、祝金を目的に医療保険に入ったり、継続するような人は
その医療保険の内容が自分に合うかどうかは余り考えていなかったりします。
だから、1年も経つとその保険が自分に必要かどうか、適合しているかどうかなどはもうすっかり忘れています。

さらに、切替を勧めていた保険屋さんも一度見直しを断られたお客さんに
「祝金を受け取ったらもう一度、見直しを提案しに行こう」とはならないわけです。
とにかく、日々契約を取りに行ったり、見込み客を探すのに必死で、
一人の人の後追いにはそれほど関心を払いません。

そんな、加入者と保険屋さんのお互い様な理由で
一度、祝金を受け取るとその後の継続年数まで延びるという算段になっているのです。

祝金付き医療保険は本当にお得か

さて、そんな保険会社の思惑盛り盛りな
祝金付き医療保険は果たして本当にお得なのか。

結論から言えば、
「お得ではない」です。

考えてみてください。
保険会社は別に皆さんに
「少しでも還元したい」
とか
「健康だったことをお祝いしたい」
と思っているわけではありません。
先述したとおり、保険会社は
「加入期間を少しでも引き延ばしたい」です。

祝金付き医療保険は
通常の医療保険の保険料に更に祝金分の保険料がのっかっています。
つまり、加入者は保険契約期間を延ばすためのプラスαの保険料まで支払っているわけです。
これでは自分の足を食べるタコと変わらないですね。

基本的に保険になにかの特典がついている場合は純粋な保険のみの保険料に加えて
その特典分の保険料がプラスされています。
(保険会社も別に慈善事業でやっているわけではありませんからね)

まとめ

祝金付き医療保険には2つのデメリットがあります。
①適切なタイミングでの切替を妨げる
②保険料が高い

どちらも、先述したとおりですね。
皆さんは、今後医療保険に加入する際は、
祝金付き医療保険は避けることをおすすめします。

その方が、経済的にもお得ですし、
適切な保険(保障)の保有がしやすくなりますからね。

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