投資が上手になっていくプロセス
ファイナンシャルプランナーとして実務を見ていると
色んな人の色んな人生を垣間見ることができます。
幸せなことに立ち会えるときが一番幸せなのですが
（個人的にも職業的にも）
ただ、失敗に出くわすこともあるんです。
というか、件数だけで言えば失敗に出くわすことのほうが遥かに多いですね。
今日はそんな失敗のお話
目次
投資が上手になっていくために必要なこと
投資って上手になっていくためにはいくつか必要なことがあります。
”経験”と”学び”です。
「何をいまさら」って声が聞こえてきそうです。
ただ、銘柄選びとかタイミングとか以前に
コレができていないと
その銘柄選びとかタイミングとかがわかるようにならないんですよね。
投資に慣れて上手になるプロセス
僕もそうだったのですが、
独学でゼロから始めるのはかなり困難が伴うと思います。
なぜなら、本とかの情報から
自分の指先が動くレベルまでソフィストケートしてこなきゃいけません。
しかも、自分で読んでやると恣意的に理解して行動したり、
自分の行動を正当化するために本を読んだりもしますからね。
更に、大事なことが書いてあっても、読んでも自分が理解できていなければ
その部分は採用されませんからね。
話がそれましたが、
投資を始めるのなら、まず、誰かに手取り足取り教えてもらったほうがイイです。
どこのボタンを押したら良いかとかまで教えてくれる人を見つけたほうが良いですね。
投資を始めた頃
投資を始めた頃って
教えてくれた人がこうした方が良いという内容を愚直に繰り返していく。
その中で、思いがけずうまくいくことがあったり
うまくいかないことがあったりと。
色々なことを経験していきます。
特に、うまくいかないことを糧に
興味を持って色々と調べていく。
あと、この時期は投下する金額は小さくていいです。
ここで、大きな金額を投下すると失敗すると立ち直れなくなりますからね。
失敗しても立ち直るというプロセスが大事なので
”小額でチャレンジする”っていうのはとにかく大事です。
少し慣れてきたらすべきこと
慣れてきたら、少しづつ
投下金額を増やしていく。
最初は怖いかもしれませんが
この怖さが慎重さをもたらしてくれます。
ここで百発百中くらいの勝率を出せるよになって
勝ちグセを身に着けていく。
勝ちグセが付いてきたら
勝ちグセが付いてきたら。
また投下金額を増やしていく。
そして、勢いに乗ってガンガンやる！！
そして、失敗します。
今度は、手痛く。
FXとかで言ったらロスカットみたいなもんですね。
でも、ここがすごく大事です。
大きな失敗をした、その後は
手痛い失敗をした、その後がものすごく大事です。
勢いに乗っていたときは
勢いに乗じて&勝ちグセに調子こいて
結構脇が甘くなっていたり、リスクを見落としていたりします。
そのことに気が付き大いに反省します。
そして、曇っていた眼が開いていきます。
そして、フラットな目線で過去のチャートやニュース、事例や政治情勢などを調べだします。
相場の裏にある人々の思惑とかも考え始めます。
そして、なによりも自分の性格というものを知ることになります。
テクニカルな面、ファンダメンタルズな面、そして何より自分の性格。
これらを網羅した自分なりの投資のルール（システム）を作り上げます。
この辺に成ってくると、あまり変な損を出さなく成ってきます。
（というか、そういう変な損を出さないシステムを作るのが大事です）
まとめ
ここまで読んでいて、
ちょっと勘のイイ読者の方なら気がつくかもしれませんが。
これ、私が自分の投資のルール（システム）を作るまでのプロセスです。
厳密には僕は最初の手取り足取りは教えてもらわず、
口座開設と大まかな最初のやり方だけ聞いて、
自分で模索していましたが。
これから始める方は大まかはここに書いている感じのような始め方が良いと思います。
とにかく大事なのは、失敗しても立ち直れるというレベルの資金規模でチャレンジすることです。
立ち直るプロセスを何回か経験することで
人は強くなり、そして学んでいくのです。
それは投資に限らず、人生と同じですね。
当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
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