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家計の見直しのポイント〜FPが伝授する正しい家計改善の手順〜



 

 

どんなにお金にルーズでも、どんなにお金に関心がなくても

切っても切れないのが、家計のお話。

よほど、収入に余裕がある人でもなければ、

手元に残るお金は多ければ多いほどよいというのは世の常。

今回はそんな、手元に残る(自由に使える)お金を増やすために

誰でも向き合う、”家計の見直し”の手順についてお話します。

目次

家計の内にある見直しできるもの

家計の見直しをする上で、大事なこと。
それは”見直せる項目を洗い出す”
当たり前ですね。

では、どんなものが見直せるでしょうか?
・旦那のお小遣い
・電気代、ガス、水道などの光熱費
・食費
・携帯電話代などの通信費
・被服費
・子供へのお小遣い
・保険料

などなど。
家計で出費になるものは意外とたくさんありますよね。
上記のものは、目に見えやすいし、家計簿の中でも目に付きやすいですよね。
最近だと、クレジットカード払いが普及しているので
意外と、そこに隠れている出費項目もありますよね。

最近流行りのサブスクなんかは、
一つ一つの金額がたいしたことないのですが
積み重なって、結構な金額になっていたりしますよね。

では、いろいろとある項目に対して、
どんなふうなアプローチをしていくのが良いのでしょうか。

大事なことは、感情的にならないということです。
では、見ていきましょう。

家計見直しのPointと正しい考え方

家計の見直しで一番、大事なこと。
それは
”頑張らないこと”です。

どういうことかというと、
日々意識したり、頑張らなきゃいけないことというのは
それを続けること自体がしんどくて、
続きづらいということです。

私も、会社員時代
・一日四食すべて自炊(夜食込み)
・買い物は週一回1,000円
・飲み物もすべて家で準備して持っていく。
ということを4年位やりましたが。
覚えていることというと、
とにかくしんどい。
(これだけでも、コラム一本書くことができそうですが)

とにかく、超絶短期でやるならともかく。
こういうのは、得てして、長続きしません。

家計の見直しというのはそもそも、
貯金額を増やしたり、なにかに使えるお金を増やすのが目的であることが多いです。
それ故に、短期でやること自体にそもそも、余り意味がありません。

家計の見直しで大事なことは
”長く続けられること”です。

そのためには、無理をしなくて済む。
ことが大事。
つまり、”流動費の見直し”ではダメなのです。
見直すべきは”固定費”なのです。

家計見直しの具体的な手順

固定費を見直す。
それでは、先程述べた項目の中で
固定費に該当するのはどれでしょうか。

・電気代、ガス、水道などの光熱費
・携帯電話代などの通信費
・保険料

などがそれに当たりますね。
あとは、サブスクなどもそこに該当しますね。

どこからともなく
”旦那の小遣いは?”って声が聞こえてきそうですが。
これは、とりようによっては固定費ですが。
減らしてはいけません。
ご主人の出世が遅くなります。

経営的な目線でいうと。
いい仕事をする人間の収入は得てして上がりやすい。
そして、いい仕事をする人間の視野や人間性は広い。
視野や人間性の広い人間は経験が豊富。
ご主人のお小遣いを減らすということはその経験の機会を減らすことになるので。
長期的な視点で、家計の収入が良くならないということになってしまいます。
このことは、テーマが少しそれるので、
私の個人ブログの方で詳しくお話します。


閑話休題。
では、固定費をどのように見直していくべきかを
個別にお話していきます。

税金

おい!!
さっき上げた項目に税金なんてなかったぞ”
という声が聞こえてきそうですが、
意外と減らせるものなんです。
税金。

税金を減らせるもの手法はいくつもありますが。
ざっと、使えそうだなと思いつくものだけでも
・扶養控除
・医療費控除
・寄附金控除(ふるさと納税)
・小規模企業共済等掛金控除(確定拠出年金、iDeCoなど)
・住宅ローン控除
・その他

一つ一つを語りだすと、それぞれで一つのテーマになるので、
別で紙面を割きます。

要は、使える項目を上手に使って、
税金を減らしてくださいねということです。

保険

生命保険は加入している人は結構はいっています。
意外なことに、お金にシビアな方や、余り家計に余裕が無い方ほど
たくさん入っている印象があります。

生命保険の見直しに際して大切なことは2つです
①必要な保障の項目と金額はどれくらいか
②社会保険制度で受けられる保障で①をまかなえないか

上記ふたつを明確にした上で
社会保険制度で必要な保障と金額をカバーできなくて。
なおかつ、自分の資産や親類縁者からの支援が見込めないときに
始めて、民間の生命保険の加入を検討すれば良いです。

間違っても、
いきなり、生命保険に入るなんてことはしないようにしましょう。
お金がいくらあっても足りません。

電気代・ガス・通信費

これは見直し方法が実は結構簡単です。
契約する会社を見直しましょう。
それでOKです。

電気もガスも通信も自由化が始まり、
各、領域で参入業者もたくさんあります。
程度の差こそあれ、切り替えることで安くなります。
その上、基本的には効果は継続するので
日々頑張らなくていいというのも良い点ですね。

注意点としては、参入業者が多いゆえに、
・保全対応が悪い業者
・財務体質が悪く、料金体系を変えてくる業者
などには注意が必要です。

ある程度、知名度があったり、財務が健全な業者を選ぶのが
上記のようなことに巻き込まれないためには必要かと思います。

まとめ

家計の見直しにおいては
まずは”固定費”を見直すことからはじめましょう。
頑張らなくても、
出費が少なくなる
”仕組み”を作るのです。

仕組みにして、継続して、効果を得られるようにすることこそが
家計の見直しの本当の意義です。

無理のない、家計の見直をはじめてみてください。


当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。

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