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確定申告書からみつける自分の可能性〜自分を経営するということ〜



 

副業が取り沙汰されて久しいですが、
副業に限らず、自分には何ができるのだろうかと思う方は少なくないでしょう。
実は確定申告書には自分の可能性を模索する大事なヒントが隠されています。
今回は、確定申告書から紐解く人の可能性についてお話してみようと思います。

目次

確定申告からみる収入の可能性

確定申告書を眺めていると、
実は結構、色々な種類の収入の種類があります。
事業収入、不動産収入、利子収入、配当収入、給与収入、
雑収入(公的年金、業務、その他)、総合譲渡、一時収入

これだけでも8種類もありますね。
コレを見ていると、
会社員をしていると絶対的な存在と思えていた(私がそうでした)
給与収入も数ある収入のうちの一つでしかないんですよね。

確定申告書を見る限りにおいては国は給与収入以外にも7種類の収入の得方を認めているということです。
よく見ていると、年金などは流石に年齢の問題があって難しいですが
それ以外はその気になれば、得ることができるものばかりなんですよね。

主なものを見ていきましょう。

事業収入

コレが一番自由度が高くて
発想の幅が広いので、考えていて楽しいと思います。

名称のまんま。
事業をするということですね。
事業というとスケールが大きく感じますが、
自分で何かしらのサービスを人に提供して、
その対価としてお金を得れば
それはすべて”事業”になりますね。

小さなところで言えば、
子供が家で家事を手伝って親からお小遣いをもらうのも
立派な事業です。

実は会社を起こしたりしなくても、
手作りのものをバザーで売っても立派な事業です。

かくゆう私も、今のファイナンシャル・プランナーの事業は
最初は会社員をしながらこっそり副業的にやっっていました。
(まぁ、最初から事業化する気でいたので結構、本気でやっていましたが)


つまり何が言いたいかと言うと、
自分の能力や持っている専門性、興味が事業に結びつく可能性を秘めているということです。
こんな、ワクワクする事はアリませんよね^^

ここで大切なことは
”いきなり収益化については考えない”
ということです。

間違っていっていないですよ。
どうやって収益化しようかから入ると
自分本位になりがちですし、
何より、スケールが小さくなって楽しくなくなるからです。

まずは、
”自分の専門性や得意なこと、特性、興味があることが他の人の困っていることの役に立てないか”
という目線で考えてみるのが良いと思います。

この興味や専門性を事業に落とし込むという話は
とても面白い上に長くなので、別の機会に紙面を割きますね。

不動産所得

不動産所得はこれまたそのまんまですね。
不動産を保有してそこから収入を得ていれば不動産所得ですね。

よくあるものとしては
・ワンルームマンションを保有しての不動産事業
・マンション1棟やアパートを保有しての事業
・駐車場運営(運営の仕方によっては事業所得や雑所得になったりもします)

個人的には山や林を持っていても不動産収入な気もしますが、
これは山林所得でまた別の項目があるみたいです。


どれもスケールが大きく見えますし、
実際マンション1棟なんかは億単位の資金が必要になります。
実際は銀行から融資を受けたりもするので
必要な手元資金は数千万円でよいですが(それでも充分大きいですね)

実際にワンルームマンションとかも銀行から融資を受けることでもはじめられますが
融資の条件は厳し目なので。
それをクリアするために、日々の仕事の仕方なども変わってくるかもしれません。
これも、またとても良いことだと思います。
別で紙面を割いて、不動産投資を始めるための準備みたいな感じで
改めて、説明します。

配当・利子所得・総合譲渡・雑収入

コレは少し、説明が必要ですね。
配当収入・利子収入というのは
株や投資信託を保有して配当を得た場合が配当収入
銀行預金などに利息が付いた場合が利子収入

株などの売買に関しては譲渡に該当します。
FXなどで利益が出た場合は雑収入になりますね。
どれも金融資産に紐づくものですね。


金融資産に関しては実は一番始めるのが簡単かもしれません。
始めるのに必要なものは手元資金10万円とスマホくらいなものです。
確たる専門性も必要ありません。
必要なのは”やる気”
知識はやりながら得ていけばいいです。
むしろ座学の知識なんて糞の役にも立たないだけでなく、
腰を重くするだけなので、むしろ無いほうがイイくらいです。

かくゆう私も、お客さんから投資の始め方を質問されますが
最初に本を読むのだけは絶対に推奨しません。

そして、金融投資はその経験と勉強が社会を見る目を広めてくれます。
また、値動きに一喜一憂することで、
コレまで見ることがなかった弱い自分と向き合うことにもなります。

どちらも、事業をする上で非常に大事なことになります。

具体的に何から始めるか

何から始めるかは正直、なんでも良いのですが。
流石にそれでは答えにならないですね。

◯本業で得た知識やスキルがあるようなら、
 事業所得について考えてもいいと思います。
 (もちろん、会社の副業禁止規定に引っかからない形態を取るように注意が必要です)

◯年収が500万円以上あるのなら不動産事業を検討しても良いかもしれません。
 ただ、闇雲に不動産屋さんに問い合わせると不動産屋さんのよいカモにされるので、
 まずは、弊社のブログを良く読んで勉強してください。
 そして、弊社に相談に来ましょう(笑)
 

◯なにもないのであれば、金融投資をはじめましょう。
 個人的にはFXがお薦めです。
 始めやすい上に、すごく世の中のことも自分のことも見えてきます。
 まずは、弊社のブログを良く読んで勉強してください。
 そして、弊社に相談に来ましょう(笑)

正直、できる人は全部やっちゃえと思いますが。
まぁ、人にはテンポってものがありますからね。

何もしないのが一番もったいないので、
なにかしましょう。

まとめ

確定申告書はよ〜く眺めると
色々な発見に満ちています。
私もたまになんの気なく眺めたりしています。
(厳密に言うと、仕事でお客さんの確定申告書を分析しているのですが)

そこに記載されている項目は選択してよい収入であり
あなたも得ることができる収入かもしれません。

そこをヒントにして、これまで手を出すことがなかったことにチャレンジして
新しい体験と新しい可能性を得られるかもしれません。

是非、自分を一つの会社だと思って、
会社の収益源を多角化するようなつもりで
色々なことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。

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