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生命保険の正しい見直しタイミング

就職に結婚、出産に退職

人生の転機には必ず、何かしらの見直しや修正がついてまわるものです。

それは生命保険など金融商品にかんしても

見直しが必要になります。

今回は生命保険の見直しタイミングについて

商品カテゴリーごとに説明します。

 

 

目次

生命保険はなぜ見直しが必要なのか

そもそも、生命保険飲み直しはなぜ必要なのでしょう?
私も、新卒で就職した会社の本社にはいつも生命保険のセールスレディのおばちゃんがきていて
保険を勧誘していました。

その際は、
”この保険に入っておけば
全部カバーされていて、ずっと安心だから!!”
というような言葉が聞こえてきていました。

正直、噴飯ものですね。
生命保険の見直しが必要な主な理由は主に2つです
①保障の内容がその人の立場に合わなくなる
②社会情勢が保障の内容とそぐわなくなる

それを踏まえた上で、
それぞれの保険カテゴリーごとに
どのようなタイミングで見直したらよいかを説明します。

保険カテゴリーごとの見直しのタイミング

死亡保険

まずは、死亡保険から。
最初に断っておくのが、
今からお話するのは、定期保険(掛け捨て保険)についてです。
積みてて保険に必要かどうかについては
以前の
『積立保険の本当のデメリット!! 保険屋さんが絶対に教えない、積立保険の真の姿』
という記事で説明していますので
是非、参考にしてみてください。

死亡保険(定期保険)の見直しのタイミングはズバリ
家族構成が変化したときです。
もう少し具体的に言えば、
・結婚したとき
・子供が生まれたとき、増えたとき
・子供が独立したとき
・親など親族の相続に関して考えたとき

つまり、ご自身の身に何かあったときに
残して置かなければならない
お金の金額に変化が生じた場面が
見直しのタイミングになります。

医療保険

次に医療保険の見直しのタイミングについてです。
医療保険の見直しのタイミングは少し複雑で。
医療の情勢に変化が生じたときです。

具体的に言うと、
20年前の医療保険というのは長期入院に対応した保障が主なものでした。
それは、20年前の医療の主流が入院期間が長かったからです。

しかし、この20年で医療を取り巻く情勢というのは大きく変化しました。
少子高齢化にともなう医療費の増大。
それに伴う医療機関に支払われる保険点数の制度改定、
医療の技術の向上
などにより、入院期間は短期化しています。

そのため、
医療保険の新商品もその社会の流れに合わせて、
保障は短期入院に対応する方向にシフトしています。

以前の医療保険(感覚的には2015年以前)は
短期入院に対応した保障や特約がなかったことが多いので
現在の医療の情勢に対応しておらず、
短期の入院では支払われる保険金がない(もしくは少ない)
ということも有りえます。

このように医療保険は社会と医療現場の情勢に合わせて
見直していく必要があります。

おおよそ、10年おきくらいに保障内容と
情勢がマッチしているかはチェックするのが望ましいでしょう。
(もちろん、見直したからと言って、必ず入り直さなければいけないわけでは有りません)

介護保険

介護保険に関しては極めて簡単です。
40歳になってから加入を検討しましょう。
それ以前は、加入を検討する必要は有りません。

なぜなら、国の介護保険の加入が40歳からだからです。
また、40歳未満の方の要介護状態になる確率は0.3%です。
(厚生労働省ホームページより)

その確率のために、民間の介護保険に保険料を割く
優先順位は高くないでしょう。

それよりは、投資信託なりを毎月定額で積み立てるほうが
民間の介護保険を受け取るよりも、
期待値が高くなります。
この計算については、また別で紙面を割きます。

まとめ

生命保険の見直しのタイミングは
○死亡保険は家族構成が変わったタイミング
○医療保険は社会・医療の情勢が変化したタイミング(おおよそ10年おき)
○介護保険は40歳になってから

となります。
きちんと、自分や社会を取り巻くタイミングで
保険を見直さないと、
・必要なときに必要な保険金を受け取れない。
・保険料が無駄になった
ということにもなりかねません。

是非、上記のタイミングに出会ったら、
保険の見直しを考えてみましょう。


当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。

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