ブログ
BLOG

HOME > ブログ > マイホーム購入の本当のリスクとは

ブログ

マイホーム購入の本当のリスクとは

この日本に生きていれば
誰もが一度は考える
”夢のマイホーム”

”家賃を払うくらいならマイホーム!”
みたいな意見はよく聞きます。

しかし、不動産屋さんも、先輩も親も
気がついていない、
本当のリスクを考えて、購入している人は殆どいません。

今回は、マイホームの真のリスクについて説明します。

目次

一般的なマイホーム購入のメリット/デメリット

マイホームを購入するからには皆さん、
メリットに目が行きがちですが
実際には資産である以上、
リスクもあります。

マイホームのメリットとデメリットを見ていきましょう。

マイホームのメリット

マイホームのメリット
それは、”資産になる”ですね。

賃貸住宅に住んでいると、
家賃は払って終わりです。

しかし、マイホームだと
住むのにかかる費用(家賃)がローンの返済に充てられます。
払っていけば、ローンの残りは減っていきます。
完済すれば、その物件は自分のものになります。

この、
”自分のものになる”というのが、
マイホーム最大のメリットですね。

マイホーム購入のデメリット

では、一般的なマイホームのデメリットはどういうものでしょうか。
それは修繕などの費用が全額自己負担だということです。
賃貸などに住んでいれば、
基本的に修繕はオーナーさんが負担します。
エアコンやトイレ、水回りの交換などがわかりやすいですね。
(明らかな入居者の過失は入居者負担になることがあります)

また、
固定資産税などの費用も
賃貸にはかからなかったものですね。

実際はマイホームを持っていると
住宅ローン減税が受けられるので
それと相殺ですね。

マイホーム購入の最大のリスクとは

上記のものは、一般的なリスクで
正直、大なり小なり、認識している方がほとんどかと思います。

それでは、
多くの人が見過ごしてしまっている、
マイホームの最大のリスクとはどういったものでしょうか?

それは
”その後の環境変化に対応できない”
ということです。

マイホームを購入すると、
基本的に、その家に住み続ける必要があります。

しかし、
実際には
○仕事の変化
○健康問題
○家族関係

などで、状況が変化することが絶対にありえないという方はむしろ少数のはずです。
FPとして、実務をしていると
上記のようなことに対応するために
家を手放したいという場面に立ち会うことは多いです。

しかし、マイホームというのは
個人の好みが大なり小なり反映されていることが多く、
投資用の物件に比べて売りづらいのが実情です。

更に、夢のマイホームということで
こだわってしまったがために、
価格が高騰してしまい、
売却したいときにも
ローンの残りが売却価格よりも高くなってしまい
手出しが必要になる場面が多いです。

マイホーム最大のリスクを回避する方法

マイホームというのはとかく売りづらく、
環境の変化に応じて
住む場所を変えようとする際に足かせになることが多くあります。


それらを、回避するにはどうするのが良いでしょうか。
結論は以下の3点が考えられます。
①そもそも賃貸に住む(マイホームは買わない)
②売却することも想定した駅チカのマンションを購入する
③購入価格を抑える(売却時のローンの残りが相場価格になるような価格)

それぞれのロジックや根拠はまた、
別途紙面を割きますね。

要は、必要なときに、
売れれば問題ないのです。

まとめ

マイホームの購入は夢だけでなく
リスクもあります。
むしろ、環境の変化が生じたときは
夢以上にこのリスクが重しになります。

全く、今の生活が何も変わらない方なら良いですが
そうでない方は、
状況の変化に対応できるような
購入の仕方をするように注意してみてくださいね。


当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME > ブログ > マイホーム購入の本当のリスクとは

© 2021 Standard FP 株式会社