家計管理で生活水準のコントロールすることの大切さ
より豊かな生活をしたい
というものがあるはずです。
それはとても大切なモチベーションです。
そして、それを実現した生活とは
幸せなものです。
とは言っても
悲しいかな。
良いことというのは長くは続かないもの。
それは家計に関しても同じこと。
家計の状況が変わってしまったときのための
家計のコントロールの必要性と方法について解説します。
目次
生活水準をコントロールすることがなぜ大切か
生活水準をコントロールするのがなぜ大切か?
それは、
人は一度上げた生活水準を下げるのが難しい生き物だからです。
生活水準を上げる前は
”えー!大丈夫だよ。今の水準に戻せばいいだけじゃ〜ん”
と言えるんです。
でも、それは上げたことがなかったり、
既に上げていることへ無自覚な人の意見です。
プロスポーツ選手とかも
このことから引退後に身を持ち崩す方が多いですよね。
私個人でも、
やはり、10代の頃や会社員時代の頃は
家計のやりくりなどかなりストイックでしたが
今もう一度、やれと言われても
無理ですし、何よりイヤです。
一度上げてしまった生活水準を
下げるのは本当に大変なことなのです。
だからこそ、早い段階からのコントロールが必要なのです。
生活水準を上げてしまうことのリスク
生活水準を上げることのリスクはどういうところにあるのでしょうか。
それは、
状況が変化したときです。
もう少し具体的に言うと
○転職、配置転換で収入が下がった
○リタイア(定年退職等)により、収入がなくなった
○健康問題、家族問題などで生活環境が激変した
どれも大なり小なり、収入が下がる場面です。
そんな場面で、家計をやりくりする必要が出てきます。
頭では収入の水準まで出費を抑える必要があるのはわかるのですが。
これが、そうは簡単にいかないのです。
・買い物で楽を覚えたり(ネットスーパーなど)
・おいしい食事やお酒を覚えたり
・タクシー移動の楽さを覚えたり
・新幹線や飛行機移動の快適さを覚えたり(深夜バスとの比較)
一つ一つは小さくても
ボディーブローのように効いてくるのです。
生活水準を上げていくプロセスで
ああゆることへの締り、ストイックさがなくなっているので
ビックリするくらい生活水準を下げられないのです。
生活水準をコントロールする方法
では、どうすればよいのか。
根本問題として、
最初から生活水準を上げなければよいのです。
これだけ言うと
ただの暴論なので。
もう少しマイルドな現実的な方策をお話しますね。
”収入の中の〇〇%は貯蓄に回す”
コレで良いです。
収入が上がるについれて、〇〇に入る数値は上げていければなお良いですね。
できれば、貯蓄に回した残り(月々自由に使える金額)が
リタイア後の生活水準と同等にできれば理想的です。
せっかく頑張って、
収入を上げたのですから、
少しは贅沢したり、良いモノ・コトを経験しないと
やっていられません。
だから、
良いモノ・コトは体験してください。
私もその方が人生が豊かになるし、
もっと高みに行けると思います。
でも、お金を一定割合は除けておくことを忘れないでください。
コレで除けておいて、生活水準をコントロールするのです。
この方法の良いところは最初から
リタイア後の生活水準に近づけておくことで
状況の変化にスムーズに対応できることです。
そして、スムーズに対応するために調整すればするほど
貯蓄が増えていくので、
実はより、状況の変化後が金銭的に楽になっていくのです。
まとめ
せっかく、頑張ってお仕事しているのですから
収入が上がれば、
生活水準を上げたくなりますよね。
それは仕方がないことですし、
悪いことでもないです。
ただ、イイときが長く(永遠に)続くわけでもないのが
人生というもの。
そういうときのために
無理なく賢く
事前に準備しておくようにしてくださいね。
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