目次

• ○  戸建住宅の特徴
• ○  戸建住宅のメリット
• ○  戸建住宅のデメリット
• ・①駅から遠いことが多い
• ・②修繕はすべて自己負担・自己責任
• ・③売却の難易度
• ○  戸建住宅を購入する際に気をつけておくべきこと
• ○  まとめ

戸建住宅の特徴

色々と戸建住宅については特徴はありますが。
なんと言っても、
”一国一城の主”これでしょ！！

外装から、内装、庭、設備
に至る全てのものが自分の思うがまま。
そして、
その建物の中には自分たち家族しかいない。
他の誰とも共有していないという
優越感と専有感は
戸建てならではでしょうね。

最近はペットを飼えるマンションも増えてきましたが
それでも、
戸建て＝ペット
という印象は強いですよね。

戸建住宅のメリット

先にも述べたとおり、
戸建住宅はその自由度こそ最大の魅力でしょう。

マンションと違って外装などの設備を変えたりなど
何をするにも管理組合に図らなければいけないこともありません。

・宅配ボックスをつけるのも自由
・ペットを飼うのも自由ですし
・庭をどのように利用しようが自由
・二階で子供が走り回るのも自由
・外装の色や設備をどうしようが自由

あらゆるものを自由にできるのがメリットでしょう。
二階があったり、庭があったり
専有面積自体もマンションよりも大きいことが多いですね。

戸建住宅のデメリット

メリットがあれば、デメリットも当然あります。
戸建住宅のデメリットと言えば以下のようなものではないでしょうか。
①駅から遠いことが多い
②修繕はすべて自己負担・自己責任
③売却の難易度

①駅から遠いことが多い

駅から近い立地というのは当然
価格が高くなります。
それゆえ、マンションが立つことが多く
戸建てに供されることは少ないでしょう（比較的）

どうしても、戸建てというのは
駅から徒歩で１０分以上離れていたり
バスや車が必須という条件になることが多いです。

個人で購入できるもので戸建てほどの面積を専有するとなると
価格との兼ね合いでそうならざるを得ないのです。

②修繕はすべて自己負担・自己責任

戸建住宅というのはマンションのような管理組合はありません。
完全に自身の占有物になるのですから当然ですね。
共有スペースもないので、
修繕はすべて自分で負担する必要があります。
マンションのような管理費や修繕積立金という制度もありません。

そのため、ご自身で将来の修繕のための費用を積み立てておく必要があります。
また、どこをどんなふうに修繕するかもご自身で判断する必要があります。
また、業者の選定や交渉もご自身で行う必要があります。

③売却の難易度

戸建住宅というのは売却の難易度がマンションに比べて高めです。
それは売却価格という面も含めています。

また、戸建住宅は自由度が高めゆえに、
所有者の好みがマンションに比べて強めです。
それゆえ、その好みは次の購入者からは嫌煙されがちです。
仮に、次の購入者の好みに合っても
他にそれを好む人が少なければ、安くしか売れないというのは代わりありません。

戸建住宅を売却する場合は
ほぼ、土地価でしか売れないというくらいの心持ちでいるほうが良いでしょう。

また
①駅から遠いことが多い
と関連することですが、
駅から遠いとなると価格も低くなりがちですし、
ニーズも低くなりがちで
売却の難易度はマンションに比べて高くなりがちです。

戸建住宅を購入する際に気をつけておくべきこと

戸建住宅を購入する際は上記の
デメリットを踏まえた購入の仕方をすることが大切になります。
具体的には
①土地価でしか売却できないことを念頭に置く（それ以上で売れたらラッキー）
②修繕費は計画的に積立てる
③売却時は土地価で売却しても手出しが出ないような収支計画が成立する価格帯で購入する

上記を踏まえると
購入時も保有期間中もかなりの自制心が求められます。
好みを出しすぎて、高額な買い物になりすぎないように自制し、
購入後もマンション以上にきちんと資金を積み立てて、運用していく必要があります。

まとめ

戸建住宅というのは
マンションに比べて自由度が高めです。
それ故に、保有期間、売却時のことまできちんと
自制し、制御していく必要があります。

メリット以上にデメリットやリスクへの対応が
マンションよりも難しいのが実情です。
それらを踏まえた上で、
購入計画をたてることをお薦めします。
そういった売却まで想定した購入計画はご自身で作るのが難しい場合は
ファイナンシャル・プランナーに相談して、
一緒にプランやシミュレーションを作るのも選択肢の一つです。

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