ブログ
BLOG

HOME > ブログ > 福利厚生の色々

お金の基礎知識 ブログ

福利厚生の色々

福利厚生!!
魅惑の響きですね。
大学生の頃の就活で
「福利厚生の充実している会社に行きたい」
なんて、声も聞いたことがありますね。

とはいっても、
働き出すと忙しすぎて
どういった物があるのか確認していなかったり
利用した覚えがない。
みたいなこともあるかもしれません。

今回は、そんな福利厚生制度と
それらを上手に利用する方法にについて解説します。

目次

福利厚生とは

福利厚生とは
企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬です。
つまり、
会社が給与以外に従業員に提供している
もののことを福利厚生というのです。
こうしてみると、意外と広い意味のようですね。

福利厚生の種類

福利厚生には2種類あります。
「法定福利」と「法定外福利厚生」


福利厚生という言葉から言うと
保養所があったり、なんか優待が受けられたりなんかをイメージすることが多いかもしれませんが
実際は日常的に利用しているものも福利厚生だったりします。

法定福利厚生

法定福利厚生は読んで字のごとく。
法律で定められた、福利厚生制度ですね。
会社が従業員に提供することを義務付けられているものです。

・健康保険
・介護保険
・厚生年金保険
・雇用保険
・労災保険
・子供・子育て拠出金

などですね。
健康保険や介護保険、厚生年金は企業と従業員が半分づつ費用負担します。
それ以外のものは費用の一部を企業側が負担したり、全額負担したりします。

健康保険や厚生年金、雇用保険(失業保険)などは日常的に利用しているので
当たり前過ぎて
福利厚生という感覚が薄い方多いかもしれませんが
れっきとした、福利厚生なのです。

むしろ、会社経営者側からすると
従業員に安定して、気持ちよく働いてもらうために
給与以外にも費用負担しているという感じですね。

法定外福利厚生

法定外福利厚生は企業が任意で導入する福利厚生です。
法律による規定がないため、企業が独自にさまざまな従業員サービスを取り入れることが可能です。

実はあまり意識せずに受け取っている
交通手当や住宅手当も福利厚生制度の一部なのです。

よくあるものでは
・通勤や住宅に関連するもの
・健康や医療に関するもの
・育児や介護に関するもの
・慶弔事に関するもの
・財産形成に関するもの

などジャンルは様々です。
お菓子コーヒーサービスを設置したり
お菓子ボックスを設置したりするのも
福利厚生だったりしますね。

昔は、企業が保養所などを保有して、
従業員に格安で利用してもらうなんていうのも流行っていましたが
最近は企業も大変なので、
福利厚生サービスを提供している会社を利用しているというのもありますね。
「ベネフィット・ワン」や「福利厚生倶楽部(RELO CLUB)」
などがそれに該当しますね。

福利厚生を上手に利用するには

福利厚生制度は
法定、法定外どちらも、
大なり小なり企業が費用負担してくれています。
それを上手に利用すると
日常生活の出費が少なく済むなどして
よりお得に生活することも可能かもしれません。

詳細に関しては別途紙面を割きますが
代表的なものとして
○健康保険、介護保険、雇用保険
これらの制度から受けられる保障をきちんと把握すると
民間の生命保険の保険料を抑えることができるかもしれません。

また、RELO CLUBやベネフィット・ワン
などの福利厚生サービスを導入している場合は
割引価格で利用できるので
レジャーや健康増進などを通常よりも割安で利用できるようになるかもしれません。

何れにせよ、ご自身の家計のなかで
何かしらの出費が発生する場合は上記のようなものを確認してみるのも良いかもしれません。
福利厚生サービスはビックリするくらい
サービスは多岐にわたります。
こちらに関しても、別途紙面を割きますね。

まとめ

福利厚生は会社が給与以外に従業員に提供しているものです。
普段、当り前に享受しているものも
実は福利厚生だったりします。

また、法定外の福利厚生は企業によって様々。
民間の福利厚生サービスは範囲も多岐にわたります。

法定福利厚生、法定外福利厚生
どちらも上手に利用すると
家計の助けになることもあります。
是非、今一度
あなたが勤める会社の福利厚生についても
確認してみてください。

当ファイナンシャルプランナー事務所は東京都を中心に
法人・個人関わらず、あらゆる”お金の問題”の解決を専門としております。
具体的なお悩みをお持ちの方は是非一度、お問い合わせ下さい。

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME > ブログ > 福利厚生の色々

© 2021 Standard FP 株式会社