”悪”か”善”か。
永遠のテーマですね。
子供の頃は親から
「借金はいけないことよ!!」なんて言われながら
そんな親も住宅ローンという借金をしているよな〜
などと疑問を感じながら
小言を聞いていたのは私だけではないはず。
(ないはずですよね笑)
今回は、そんな
個人の消費のために行われる借金というものについて解説します。
目次
個人がお金を借りる方法
個人でお金を借り方法はいくつもあります
・銀行から借りる
・カード会社に貸してもらう(クレジットカードの利用はコレです)
・消費者金融から借りる
・知人縁者から借りる
おおよそこの辺ですね。
金融機関(銀行もカード会社も消費者金融もすべて金融機関です)
から借りるのが基本ですね。
金融機関は信用情報を確認して、
総量規制の範囲内で貸しているので
本質的には貸出先(ココでは個人)が破綻する水準の貸し出しはしません。
破綻するのは金融機関が貸し出しすぎたのではなくて
借りた側の不摂生が原因であることがほとんどです。
(いえ、全てです)
お金を借りることのメリット/デメリット
自分で事業をしていると
お金を借りるということは決して、悪いことではなく。
むしろ、必要な行為であるのですが。
これを個人に落とし込むと
全く違う印象を持たれることが多いようです。
(個人的には人生すべて投資という捉え方をしているのでちょっと違う気もしますが)
個人レベルで言うと一般的に
借金というものは悪い印象で捉えられることが多いですが。
必ずしも、悪い面だけではありません。
(あと、借金は悪ととらえて、毛嫌いしているような人でも、
ガッツリ住宅ローンやクレジットカードは使っていますけどね(笑))
お金を借りることのメリット
お金を借りるということは
時間を買っているということです。
時間を省略できるという捉え方もできます。
事業でも買い物でも、
借金をしないで全てを行おうとすると
お金をためきるまで待たなければなりません。
その間、事業もできなければ、
物も買えません。
あらゆる意味でチャンスを逃すことに成りかねません。
買い物とかで言うと、家電なんかがわかりやすいですね。
ドラム式の洗濯機やエアコン、冷蔵庫なんかは特に顕著です。
早くに購入して、家にあればその便利さを早くから享受できますからね。
また、お金を借りてから
その後に”返す”という行為は
分割払いという側面もあります。
分割払いすることで負担感を和らげたり
平準化できるのも大きなメリットですね。
資金繰りしやすくなります。
お金を借りることのデメリット
当然、お金を借りることのデメリットもあります。
ちなみに、
”借金が怖い”というのはココではデメリットに該当しません。
借金が怖いのは借金事態ではなくて、
借金している目的がなにかの問題です。
そのことはまた、別で紙面を割きます。
デメリットは2つ
○金利が発生することで支払総額が大きくなる
○支払いが月々に平準化され負担感が減る
分割払い(返済)には金利がつきものです。
貸している側も取りッパグレのリスクを負っています。
そのリスクの対価として金利を得ているのは当然です。
(全く悪ではありません。ココはカトリックの世界ではなく資本主義の世界です)
当然、支払総額も一括払いに比べて大きくなります。
また、メリットの裏の側面ですが。
分割払いで負担感が和らぐことで、
分割払いが癖になり、
積み上がった分割払いが家計の重しになるということがあります。
これは分割払いが怖いとか悪いと言うよりは
分割払いの特性を理解しないで、利用した側の落ち度です。
お金を借りることの注意点
何を今更と言われるかもしれませんが、
お金を借りる際は
ご利用は計画的に!!
コレにつきます。
お金を借りることによって破綻をきたす方は2つの問題があります。
○返済能力や家計のやりくりを考えずに借りすぎる
○借りる目的がおかしい(ギャンブルや日々の遊び)
どれも、仕組みというよりは
個人の資質、自制心の問題です。
まとめ
お金を借りて財やサービスを購入することは
決して悪いことではありません。
それによって、
時間を、お金を貯めている時間を省略でき、
よりよい生活をおくれる時間を長くすることができるのですから。
問題なのはお金を借りるという仕組みではなく
それを利用する人の問題なのです。
どうぞ、みなさんも
金融という仕組みを上手に利用して
豊かな生活を人生を送ってくださいね。
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