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物価上昇(インフレ)と生命保険の相性

世の中にはいろいろな
投資の手法や金融商品があります。

それぞれ、名前が違うということは、
仕組みが異なり、
仕組みが異なるので、
特徴も役立つ場面も異なります。

今回は、
生命保険について、
その仕組故、物価上昇局面にどのように役立つのか/役立たないのか
について解説します。

目次

生命保険とは

今更という感じではありますが、
生命保険とはどういうものか?

それは、
月々定額の掛け金をかけることで(年払いもOK)
特定の状況(死亡、特定の病気等)に
一定額の大きな金額の保険金を受け取るというものですね。

言ってみれば、
相互扶助の仕組みですね。

生命保険と物価上昇(インフレ)との関係

それでは、
物価上昇局面では
生命保険というのはどのように機能するでしょうか?

結論から言うと、
”無力”です。

生命保険の保険金というのは
基本的には定額です。
それ故に、物価上昇により物価が上昇したと言っても
それに連動して、
保障の金額が上昇するということもありません。
(保険金と解約時の払戻金が連動するものもありますが、それも基本的には選択肢には入りにくいです)

生命保険の保険金は物価の変動とは関係なく
”一定”なのです。

そのため、物価上昇に対応するための資産としては不向きなのです。

生命保険の物価上昇への向き合い方

生命保険は保険金が一定であるため、
物価上昇に対応するのが難しい品目なのです。

それでは、生命保険は物価上昇局面においては
どのように使うのがいいのでしょうか?

それは、
”きちんと見直す”
これにつきます。

物価というのは一年、二年というような短期間で
二倍になったりするものではありません。
徐々に上昇していって、
10年単位で目に見える変化になっていきます。
丁度、個人のライフステージが変化して、
保険を見直すタイミングが時期的にもちょうどよいのです。

その見直しのタイミングで、
その時時の物価に応じた保険金に設定し直するといのが
現実的な対応になります。

生命保険の見直しのタイミングに関しては
以前の記事
『死亡保険の見直しのタイミング』
に詳しく記載しています。
是非、そちらも参考にしてみてください。

まとめ

生命保険というのは
物価上昇には基本的に相性が悪いです。
それは、保険金が加入時から一定で
物価変動に連動しないからです。

きちんと、見直しタイミングで
その時々の物価水準できちんと見直していくことで
対応していってください。

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