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株価はなぜ、上がり下がりするのか?

日々、当たり前のように目にする
日経平均株価やダウ平均株価。

これらの値動きに一喜一憂している方も多いのではないでしょうか?
株価はあくまで株価。
この背景にはきちんとした仕組みがあります。

それらの仕組みを理解して、
株価を眺めると、
あまり一喜一憂せずに済むかもしれません。

今回は、そんな
株価がなぜ上がったり下がったりするかについて解説します。

目次

株式とはなにか?

そもそも、株式とはなにか?
簡単に言うと
”企業の権利書”です。

株式を市場に公開するとはどういうことか?
企業側にとっては
”資金集め”の手段です。
そのために、
企業の権利を分割して
株式市場参加者(みなさんですね)に
売却することで
資金を集めているのです。

企業の権利を分割しているのです。
発行する株の数は限りがあります。
厳密には、企業の考え方次第でいくらでも分割して
株数を増やすことはできます。

しかし、株式公開の段階では
数は決まっています。

株価が動く理由

株価に限った話ではありませんが、
物の値段というのは
オークション形式で決まっています。

それを欲しいと思った人が多ければ
そのモノの値段は上がっていきます。

逆に、
欲しいと思った人が少なければ
そのモノの値段は下がっていきます。

これらを理解した上で、
株価を大きく動かす要因についていくつか見ていきましょう。

市場の資金供給量

実は、市場の資金供給量が増加すると
株価は上がっていくことが多いです。

なぜでしょうか?
先程のオークション形式の話を思い出してください。
市場の資金供給が増加する=みんなの持っているお金の量が増える
ということです。

みんながたくさんお金を持っていれば、
オークションで欲しいと思ったものに
お金を投下(値付け)することができます。
それで競り合って価格が上がっていくのです。

そのため、政府の市場の資金供給量を増やすか減らすかの政策
(経済学的には金融政策といいます)
を注視していれば、
中長期的な株式市場の動きが
予測できるようになってきます。

市況の前向きな見通し

オークションで価格が上がるためには
みんなが、それを
”欲しい!!”と思う必要があります。
では、
どうすれば
”欲しい!!”と思ってもらえるでしょうか?

株価の場合は2つです。
・今後、その企業が成長しそうだ!!
・景気が今後良くなると思う

この2つです。
実際は未来よりもその場の気分で
そう思っている人が多く、株価を動かしているような気もしますが。
仕組みの上ではそういうことです。

株式との上手な付き合い方

上記を踏まえて、
株式市場、株価とどう向き合うのがいいでしょうか?

政府の政策をきちんと注視し、
国際情勢とのバランスを考える。
その上で、じっくり、企業の成長をまつ。
つまり、長期保有ですね。
(実は、デイトレードも上記の考え方を応用するんですけどね)


そうすれば、
あまり株価の動きに一喜一憂せずにすみます。
ご自身がやろうとしているのが
・長期保有、投資
・デイトレード
なのかをきちんと整理し、認識すれば
今、何をすべきかが必然的に見えてくるはずです。

まとめ

株式市場での株価の動きというのは
なんの根拠もなく、
上がり下がりするわけではありません。
背景にはきちんと、
・経済の仕組み
・国際情勢
・各業界、企業の趨勢
・参加者の心理

があります。
これらを踏まえて、考えると
より、冷静な投資判断ができるようになるはずです。

みなさんも、
是非、一度
経済の仕組みについて考え直し、勉強してみてはいかがでしょうか?


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