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なぜ為替は動くのか???

日々、ニュースや新聞を見ていると
避けることができないもの
”為替”
ニュースなどでは
円ドル相場なんて言われ方をしますよね。

FXなどで日々、
その動きに一喜一憂する方もいるかもしれません。
そんな為替がどういうロジックで動いているかを
解説します。

目次

為替とはなにか???

そもそも、為替とは何なのか。
為替は
異なる単位のものを交換するということです。
例えば、
・金と銀
・円とドル
みたいな異なる単位のものを交換すること、
そのレートのことを
為替といいます。

その交換レートによって動いているのが為替相場ですね。

為替が動く理由

異なる単位のものを交換するのが為替です。
円とドルも当然、違う単位なので
これの交換は為替となります。

そのレートがどのように決まっているか。
いろいろな要素が複雑に絡み合って決定されているのが
現在の国際為替相場です。

そのため、
為替相場を大小に動かす要因は数多くあります。
今回はそのなかでも、
切り口になるような考え方を説明します。

為替の基本的なこと

そもそも、
単位の違うものの交換なので、
市場参加者が
”ソレ”を
どれだけほしいと思っているかが大切になります。

現代の円ドル為替というのは
円とドルの力関係とも言えます。

市場参加者が円を欲しいと考え
円が買われれば円の価値が上がり円高になる。

逆に
市場参加者が円をいらないと考え
円を売ってドルを買えば円の価値が下がり円安になる。

といったことですね。

どんなときに、”円”を欲しい/いらないと思うのか

先にも述べたとおり、
為替を動かす要因は複雑に数多あるので。
”これ”というものは明示できませんが、
基本的なことを2つ説明しますね。

①円の供給量が増減したとき
 モノの供給量が多くなると、そのものの価値は下落します。
 為替でも同じで、日本円の供給量が多くなると円安になることが多いです。

②日米に金利差が生じる(大きくなるとき) 
 例えば、日本円を持っていても金利が0%。
 しかし、米ドルを持って入れば金利が3%つく。
 という状況になれば、円で持っているよりも米ドルで持っていたほうが
 金利を受け取れてお得!!という状況では
 円を売ってドルを買おうという人が増えます。
 そうすると、円は売られるので円の価値が下がり円安になります。

上手な為替相場との付き合い方

為替が株価と違うのは
”通貨同士の交換レート”
であるという点です。

交換レートである以上、
一定の範囲で推移することが圧倒的に多いです。
特に円ドル相場は。
それは、日本もアメリカも
経済的にはかなり安定しているためです。
(情勢が安定していない国の為替相場はその限りではありません)

それ故、
為替市場の”波”は
・幅が株などに比べて狭く
・高さが一定の範囲に収まりやすい
です。

そのため、
一時的な円高、円安に一喜一憂せずに
待っていれば、戻ってくることが比較的多いです。

円とドルの交換相場である以上、
日本政府、アメリカ政府ともに
いつまでも円安が続くとか、円高が続くとかだと
お互い都合が悪いので綱引きのように一定の範囲で行き来するのです。

大切なのは、
じっくり相場の揺れ戻しを待てる
資金的な余力を持った状態で
ポジションを取ることです。
(資金的な余力は精神的な余力に繋がります)

まとめ

為替相場は
異なる単位のものを交換するための場です。
円ドル相場も
円とドルの交換の綱引きの場です。
綱引きである以上
ある一定の範囲で動いていることが多いです。

一時的な極端な
円安や円高に
一喜一憂せずにじっくり
相場が逆ぶれするのを待ちましょう。
慌てる人間は相場では勝てません。



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