政府もインフレ目標を設定しているし、
ゼロ金利政策やコロナ対策により、
市場の資金供給量が増加しているので
インフレの土台は整っていますね。
今回はそんなインフレとうまく付き合っていくための
最終奥義について解説していきますね。
目次
- ○ インフレとは???
- ○ インフレで困ること
- ○ インフレへの対処法
- ○ インフレに対応する最終奥義
- ○ まとめ
インフレとは???
そもそもインフレとは何なんでしょうか?
インフレとは物価水準が上昇し続けていくことを言います。
早い話が物の値段が上がり続けるということですね。
インフレすると、手元にあるお金の金額が変わらなければ
値段が上がった分だけ、
手元のお金で買える物の量が減るので
相対的にお金の価値が下がるという側面があります。
日本ではバブル崩壊以後、
デフレが継続していた(・・・)と言われているので
物価の上昇率は極端に抑えられていました。
それ故に、日本人はインフレに対して
未知のもののような恐怖と
過度な恐れがあります。
しかし、本来は資本主義経済下では
年率2%〜3%の物価上昇率が自然だと言われています。
インフレで困ること
では、
インフレになるとどう困るのでしょうか?
先にも述べたとおり、
インフレは現金の額面は変わらない反面で
物の値段が上昇します。
そのため、相対的なお金の価値が下がり、
購入できるものの量と質が下がっていきます。
早い話が貯金の実質的な価値が下落して
貧乏になります。
特に、
過去に積み上げた現金の価値が下がります。
インフレへの対処法
インフレに対応する方法はいくつもあります。
一番メジャーな方法は
もので保有するということですね。
インフレとは物の値段が上昇し続けることなので。
実際の物で保有するのが一番ですよね。
大切なことは以下の二点を備えたものである必要があります。
・長期に渡って人が価値を見出してくれるもの
・数に限りがある
消費財や耐久消費財とかではこれらの条件には当てはまらないですね。
物の値段が上昇することと連動する
貴金属や金融資産、不動産を保有するということですね。
インフレに対応する最終奥義
インフレに対する最終奥義
それは・・・・
”働く”
ことです。
何を今更とか
働きたくないからFIRE目指してる
という声が聞こえてきそうです。
FIREがいいのか悪いのかの是非はおいておいて。
ここではあくまでインフレに対応する方法についていお話しています。
貴金属なり金融資産なり、不動産なりへの投資は
うまくいったり、現金化のタイミングだったり、色々と難しいところがあります。
上手に使いこなすためには経験を積むことから考える必要がありますね。
その点、働くということは
ほぼ、すべての人が経験者です。
我々、多くの日本人は
日本に住んで、日本で働き、日本円で労働収入を得ています。
企業がインフレに対応して価格転嫁したり
コストコントロールをしていれば
あなたへの支払われるお給料は
その時時のインフレの水準に合わせたものになります。
どんなにインフレになっても
働いて得る収入というのは
インフレに対応した水準になっていることが殆どなのです。
困ったときは働く。
これにつきます。
実は、この働くというのは他にも色々なメリットがあります。
ここで気をつけなければいけないのは
働きたいと思ったときに、
働かせてもらえるかということですね。
世界は常に動き、技術も時流も前に進んでいます。
一度、キャリアを止めてスキルが陳腐化してしまうと
いざ働こうと思っても、
雇ってもらえない、仕事にありつけないということにもなりかねません。
(FIREの一番のリスクもここにあります)
まとめ
インフレとは物の値段が上がり続けるということです。
上がり続けるもの値段に対応するためにどうするか?
というのがインフレに対応することのポイントになります。
何かしらの手段で手持ちのお金を増やしていかなければなりません。
金融資産なり、働くなりですね。
働くということはそういった意味での最終奥義で効率が良い手段になります。
皆さんも是非、
いつまで経っても働き続けられるような自分でい続けられるように
自分自身への投資も忘れないでくださいね。
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