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投資で売りどきを逃す人の特徴

投資というのは買うときよりも
売るときのほうが遥かに難しい。

というのはよく言われます。
売り時を逃し、
ズルズルと持ち続けて結局、
塩漬けというのを経験した方も
少なくないのではないでしょうか。

今回は売り時を逃す人の特徴と
売り時を逃さないようにするためのポイントについて解説します。

目次

投資で売却することの難しさ

投資でなぜ売却のタイミングが難しいか?
その要因は2つあります。
①どこまで価格が上昇するかがわからないから
②最大の利益を得たいと考える心理

①の価格はどこまで言っても予測することは困難です。
日銀の介入のマニュアルを知っていればわかるかもしれませんが。
普通は無理です。
いくら統計を調べようと過去のデータを調査しようが
目安にはなるかもしれませんが、
正確な価格まではわかりようがありません。

②の心理に関しても人間の拭い難い性なので
なかなか厄介です。

これらによって、
投資による売りどきというのは難しくなるのです。

売りどきを逃す人の特徴

売りどきを逃す人の特徴というのは結構わかりやすいです。
先にも述べた難しさにどっぷり浸かっているのです。

「まだ上がる!まだ上がる!」と思い続け
下落が始まっても
「あの時売らなかったんだからもったいない。
 また、価格が戻るはずだ!!」
と思ってしまい
その後も下落し続ける中で、
売り時を逃し、
ズルズルと持ち続けて結局、
塩漬けということになるのです。

基本的に、市場がどうなっているかよりも
予想という名の
自分の希望にがんじがらめになった結果ですね。

売りどきを逃さないために大切なこと

売りどきを逃さないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?
答えは簡単。
利益確定する金額を事前に決めておくです。
その価格は指数できめるというよりは
いくら利益が出たら利益を確定させるかで決めたほうが良いと思います。

指数がどこまで上昇するかは予測がつけられませんし、
希望的観測に引っ張られやすいからです。

反面、利益の額は自分で決めてしまえば
それでおしまいだからです。
もちろん、利益の額にも希望は混ざりますけどね。

私の場合はポジションを小分けにして、
段階的に売っていくようにして
すべてをまるまる売り損ねるということを回避するようにしています。

私は獲得できるかできないかわからない100点を狙うよりも
確実に80点を取りに行くスタイルに徹しています。

投資のスタイルはともかくとして
売りどきを逃さないようにするためには
自分の感情や希望を排除する仕掛けを作ることが大切です。

まとめ

投資で売りどきを逃す人たちの多くは
感情と自分の希望によって
欲を貼りすぎた結果
売りどきを逃してしまうのです。

売りどきを逃さないようにするためには
事前に売却価格(利益額)を決めるなどして
その場での自分の感情に引っ張られないようにするのが肝要です。


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