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市場の下落局面で狼狽売りする人の特徴と要因

株や投資信託、FXなどの
金融商品への投資で
市場が下落局面においては
焦ってしまうことってありますよね。

その焦ったという気持ちに流されて
”これ以上、値を下げるのは怖いから”
と思って狼狽売りしてしまった経験がある人もいると思います。

今回はそんな、
市場の下落局面で狼狽売りをしてしまう人の特徴とその要因について解説しますね。

目次

市場の下落局面でのメンタルコントロールの難しさ

株や投資信託、FXなど
値動きを時間ごとに追える金融商品への投資において
大きな下落局面において
メンタルコントロールは
物凄く難しいのです。
(実は、大きな上昇局面はそれはそれで難しいのですが)

そして、下落局面において精神状態を
一定に保っていないと、
無闇矢鱈と狼狽売りをしてしまうことにも繋がりかねません。

一方で、市場の下落局面においての
メンタルコントロールというのは
山にこもって修業をするというような
自己を高める的なものでもありません。

むしろ、仕組みやルールを決めておくことで
十二分に対応することができるたぐいのものでもあります。

狼狽売りをしてしまう人の要因とその対策

では、
市場の下落局面に狼狽売りをしてしまう人たちにはどのような特徴があり
その心理状態にはどのような対応策があるかを確認していきましょう。

投資(保有)戦略を持っていない

そもそも、
保有銘柄やポジションを
どれくらいの期間保有するかを決めていないケースが圧倒的に多いです。

①購入した銘柄を10年、20年、30年保有するつもりのものなのか。
それとも、
②短期で売り買いをするつもりなのか。
事前に決めておけば、
そもそも、下落局面においてはどのような行動を取るかが決まってきます。

①長期で保有するつもりであれば、
 下落局面においては割安になると考え、むしろ買い増すことを考えます。

②短期売買の場合は、そもそも、損切りのラインを設定しているはず。

どちらのパターンから考えても
狼狽売りをしてしまう場面というのは考えにくいです。
つまり、狼狽売りをしてしまう人たちというのは
そもそもが準備不足なのです。

ピーク(最高値)を過ぎても保有している

これまた、そもそも論になるのですが。
最高値を過ぎてもまだ保有しているから
下落局面に出くわすのです。

そもそも、下落局面になる段階にいたっては
売却しなければならない銘柄やポジションは
売却が終わっていなければなりません。

売却(利益確定)のタイミングというのは
一番最高値ではなく、
その前の上昇している最中の
最高値より少し前です。

売却のタイミングについては以前の記事、
『株式、投資し信託、FXなどで売りどきを逃す人の特徴』
という記事に詳しく解説しています。
是非、参考にしてみてください。

そもそも、投資においてメンタルコントロールとは

”投資とはメンタルコントロールのゲームである”
というのはたまに聞く、格言ではあります。
私もそう思います。

ただ、それは極限状態で
ロープの上に立つ的なものではなく、
事前に戦略とその後の行動。
不測の事態への備えと、行動計画をしっかり立てた上での
”自分で作ったルールを守る”
というようなニュアンスだと思います。

そして、きちんと準備しておけば
慌てることも少なくなり、
メンタルコントロールの出る幕を少なくすることもできます。
(実は、投資に限った話ではなく、仕事も同じですね)

まとめ

株や投資信託、FXなどの金融商品への投資において
下落局面において
慌てて、狼狽売りをしてしまう人というのは
ひとえに、準備不足なのです。

投資というのは買うもっと前から
実は始まっているのです。

とかく人は目に見えない準備を怠りがちではありますが
命と同じくらい大切な、
苦労して得たお金を投下するのですから
どうぞ、
入念な準備をして、
投資に臨んでください。


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