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長期運用としてのFX



一般的に短期売買でリスクが高いと言われるFX(外国為替証拠金取引)ですが。

捉え方によっては非常に手堅く利益を得ることができるツールです。

更に活用方法を工夫するとあら不思議!!

とてつもなく優良な長期運用商品に様変わりします。

今回はそんなFXの活用方法についてお話します。

目次

FXの仕組み

FX=外国為替証拠金取引
と言います。
外国為替というのは
外国と日本の通過をやり取りでその利ざやを稼ぐものですね。
これだけだと、海外旅行に行くとき皆さんやっていますね。

これを、お金を担保にお金を借りてきて、
自身の保有する金額以上の資金規模で外国為替取引を行うことを
外国為替証拠金取引といいます。

一般的にFXが危険と言われる所以はこの借りてこれるお金が大きくなることで
利益だけでなく、損失が大きくなるからです。

FXで見込める利回り

そんなFXどれだけの利回りが見込めるのでしょうか。
一般的にはハイリスク・ハイリターンみたいな言われ方をしていますが、
今回の趣旨は手堅い投資としてのFXですので、
一般論とは少し異なります。

結論から言うと
年利3.3%です(2021年9月現在)
コレはどういうことか説明します。

FXにはスワップというものがあります。
これは取引する通貨間に金利差というものがあります。
日本とアメリカであれば
日本円よりも米ドルのほうが金利が高いです。
日本円で米ドルを購入すると米ドルで保有している期間は
米ドルの金利が付きます。
2021年9月現在は
約44,000円の証拠金に対してスワップが4円/日となっています。
ポジションを1年間保有した場合のスワップ=4円×365日
                    =1,460円
利回りにすると=(1,460円/44,000円)×100=3.3%

ポジションを保持しているだけで3.3%の利回りが見込めます。

FXを長期運用として捉えた場合の運用手法

運用手法というほどではないのですが。
長期運用という観点で見れば、
ポジションを取ったらそのまま、ほうっておくという形になります。
ロスカットにさえ注意しておけば、それだけで
年利3.3%が見込めます。

ロスカットが心配であるならば、
保持したポジションに投下した証拠金と同額の金額をいつでも追証として入れられるよう
準備しておけば良いでしょう。

他の金融商品との棲み分け

FXを長期運用と捉えた場合の他の投資との棲み分けとしては、
積立型保険の上位互換になります。
定期預金ほどではないですが、
FXは現金化へのハードルが低いです。
為替が円安局面で評価がプラスであればすぐに現金化できます。

もし、円高局面で評価がマイナスの場合は検討が必要です。
そのマイナスが確定してもよいのであれば、すぐに現金化できます。
マイナス確定が嫌であれば、半年くらい待つと相場が大きく動くことが多いです。
(あくまで、私の個人的な感覚値です。もちろん異論は認めますし、責任は持ちません^^)

積立型生命保険よりは利回りは遥かによく、
現金化までのスパンも短いです。

ある意味、かゆいところにも手が届くといった感じの
金融商品になります。

まとめ

FXに限った話ではないのですが
金融商品というのは色々な使い方ができます。
買い方、売り方、保有の仕方は
別に決まった方法などは無いのです。
個々人が自分の投資スタイルやリスク管理に合わせた方法を採用してよいのです。
今回はFXでそういったお話をしましたが
もしかしたら、皆さんの普段活用している金融商品も
気が付かない新しい使い方があるかもしれません。

是非、先入観を取り払って色々とチャレンジしてみてはいかがでしょうか。




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