正しい投資の始め方とその手順
それをわからず、なけなしの大切なお金を
溝に捨ていている人がなんと多いことか。
今回は、無理なく
そして、きちんとした階段を登っていける
投資の手法についてお話します。
目次
- ○ なぜ、手順が大切なのか
- ○ 正しい投資スタートの順序
- ○ それぞれの段階の目的
- ・①税金対策
- ・②確定拠出年金・iDeCo
- ・③FX
- ・④ETF、投資信託
- ・⑤NISA、積立NISAの開設
- ○ まとめ
なぜ、手順が大切なのか
そもそもなぜ、手順が大切なのでしょか。
「始めやすいところから始めればいいじゃん」
「儲かりそうなのヤればいじゃん」
という声が聞こえてきそうです。
それはそれで別に構いません。
私がお話するのは運や勇気に頼らない
再現性の高い方法を提示しているので。
価値観が違えば、当然手法も異なります。
話がそれましたが、
手順を大切にする理由は
最初が肝心だからです。
初めての投資で頑張って貯めたお金が
百万円単位失ってしまうとその後が大変だからです。
そして、いきなり高いレベルをやろうとしても
億劫になってしまって
投資生活が続かなくなってしまうのです。
だから、大切なお金を失わないで
かつ、徐々に投資のステップを踏んでいける
順序が大切になるのです。
正しい投資スタートの順序
結論から言うと
投資を始める理想的な順序は以下のようになります。
①税金対策
↓
②確定拠出年金、iDeCo
↓
③FX
↓
④ETF,投資信託
↓
⑤NISAor積立NISA開設
という手順になります。
なぜその順になっているかを説明していきます。
なお、今回はそれぞれのものの
細かい説明は割愛します。
それぞれの段階の目的
①税金対策
税金対策をする目的は資金作りです。
投資初心者あるあるなのですが
頑張って貯めたお金を失うからショックが大きいのです。
だから、頑張ったお金でなければよいのです。
税金対策で戻ってきたお金や、減った税金分で投資するのです。
仮に、相場が思ったようにならなくて
損失が出ても、いろいろな意味でダメージは小さいですよね。
なんせ、そういったお金はもともと、手元にはなかったお金なのですから。
②確定拠出年金・iDeCo
次に確定給付年金、iDeCoです。
この辺から本番です。
確定拠出年金・iDeCoは投資入門にはうってつけです。
理由は2つです。
○選択できる銘柄が厳選していて、情報量が程よい
○やること自体が税金対策になる
この2点です。
投資初心者が投資が億劫になってしまう原因の一つに
選択可能な情報が多すぎるというものがあります。
この情報量という意味でも
確定拠出年金、iDeCoは程よいのです。
③FX
次にFXです。
これこそ
「一番リスクが高い！！」
「危ない！！」
という声が聞こえてきそうです。
しかし、FXは円ドルの交換レートである為替の値動きさえ見ていればよいのです。
極端な話、円ドル相場だけ見ていればよいのです。
（やっていくうちに、日経平均やダウ平均株価なども見るようになります）
投資入門としてのFXについては
以下の記事を参考にしてみてください。
④ETF、投資信託
この辺から銘柄の選択というものが始まります。
ただ、無理をすることは有りません。
①確定拠出年金・iDeCo
の延長線上でやればよいのです。
まずは、
ETFで日経平均、ダウ平均（S&PでもOK）、日本国債、米国国債
などに連動するものから始めましょう。
金額も手頃です。
（一口1万円をきるものもあります）
そして、興味が広がってきたら、
投資信託で個別の業界の銘柄を買っていきましょう。
⑤NISA、積立NISAの開設
ココまで来て、初めて
NISA、積立NISAの開設です。
（意外とこれを最初にやっている方が多いですが、もったいないです）
少しココで選択が必要になります。
①〜④までのステップで
・投資が楽しい
・投資を継続できた
という方はもう少し頑張って
投資資金を増やしましょう。
投資の利益をコンスタントに20万円を毎年だせるようになってからNISAの口座を開設してください。
そうでないとNISAの非課税枠も宝の持ち腐れです。
そして、
①〜④の段階で挫折してしまったり
投資が楽しいと思えなかった方は
積立NISAを開設しましょう。
あなたは、短期投資向いていないです。
まとめ
これまで見てきたとおり各ステップには
①投資資金を作る
↓
②まずは少額のドルコスト平均法で投資を始める
↓
③、④相場になれる&自分の性格を知る
↓
⑤投資の本格始動
という目的設定になっています。
リスクを抑えながら、自分の性格を知るということが大切になっています。
これから、投資を始める方は
是非、参考にしてみて下さい。
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